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◇ 握飯屋リハビリ通信7 ◇
◇ 握飯屋リハビリ通信7 ◇
8月14日、保険の書類の関係で杏林大学病院に行った。
僕が発症したのは、6月13日。ちょうど2か月前だ。
妻の運転する車を駐車場に入れ、歩いて正面玄関から入る。
思えば、正面のエントランスに来るのは初めてだ。
2か月前は、救急車で運び込まれ、地下の救急外来から入った。
その時は、全く体が動かず、MRIのベッドに横たわるのに、介助が3人
必要だった。
退院(転院)の時は、車イスで、介護用タクシーに乗って出たので、
やはり正面のエントランスは通過していない。
8月14日は、早朝から一人で野川公園を5キロのウォーキング。
突然の発症とその後の急回復。
本当にこの2か月は、夢だったかのような「錯覚」に陥る。
幸いにも、ここまで戻って来られた。
神様に感謝。
8月16日
◇ 握り飯屋リハビリ通信 6 ◇
◇ 握り飯屋リハビリ通信 6 ◇
7月31日退院しました。
小金井リハは、1か月という異例の短期になりましたが、完全燃焼の1か月でした。
毎日、朝5時に起きて、フロア20周の自主トレを敢行。
全く歩けなかった僕が、今では、野川公園を杖なしで、1時間以上歩けるまでに
なりました。
10月目標の店再開も、何とかいけそうです。
若くて、熱心な小金井リハのスタッフの皆さん、本当にありがとう。
必死でがんばった日々のことは、決して忘れません。
8月4日
◇ 握飯屋リハビリ通信 5 ◇
◇ 握り飯屋リハビリ通信 5 ◇
無休の地獄リハビリのかいあって、ついに「独歩、自立」の許可が出ました。
これは、杖なし、介助なしで、院内を自由に歩き回れるという院内カーストの
頂点で、いわば、
「あんた、もう歩けるよ。」というお墨付きをもらったってこと。
杖なしでは全く歩けない状態で、入院してから、まもなく3週間。
やはり、地獄のリハビリはすごかった。
ついでに、退院日は、8月4日に決まりました。
これからは、プロ野球の「キャンプ」の状態に入ります。
目標は、10月1日の再開です。
I'LL BE BACK!
7月24日
◇ 握飯屋リハビリ通信 4 ◇
◇ 握り飯屋リハビリ通信 4 ◇
6月13日に脳出血を発症し、担ぎ込まれた杏林大学病院から、現在の小金井リハビリテーションに転院する時、面談で僕は、「いずれ店を再開したい」という希望を伝えた。
しかし、その時点でのそれは、実態を伴わない夢、空想に近いものだった。
それが、リハビリを経た現在、周囲のリハビリスタッフで、再開を疑う者はいない。
本当に、リハビリは、失くしてしまった未来への切符を、再発行してくれる現代の魔法だ。
リハビリは、脳に直接作用する。
発症3か月以内をゴールデンタイムと呼ぶのは、この時期リハビリをすることによって、出血という土砂崩れで通行不能になってっしまった旧神経回路に代わる迂回経路を脳が作ってくれるからだ。
発症直後に、「あせるな、ゆっくりやれ。」と言ってくれた友人がいたが、一見冷静ですばらしく聞こえるこの意見、実は間違いなのだ。
あせるのは確かによくないけれども、必要以上にゆっくりやる理由は、何一つない。
通行不能になってしまった旧経路が定着してしまうと、脳はもう迂回経路を作ってくれなくなるので、その前にタイミングよく、どんどんリハビリをやって、新経路をより確かなものにしてしまう、この時期に治せるだけ治してしまう、というのが、最新のリハビリ理論だ。
7月19日
◇ 握飯屋リハビリ通信 3 ◇
◇ 握飯屋リハビリ通信 3 ◇
リハビリ専門の「小金井リハビリテーション病院」に転院して一週間。
杖なしでは全く歩けなかった僕が、300m以上歩けるようになりました。
院内を介助なしに自由に歩き回れる「杖あり自立」の認定も受けて、
朝練も始めました。
リハビリ的に言うと、僕は、発症3か月以内の「ゴールデンタイム」の
真っ只中で、やればやるほど、能力が伸びていく時期のようです。
こんなに、短期間に能力が伸びるのは、中3の時以来で、ある意味楽しく、
「脳出血からの復帰」という人生最大のアドベンチャーに挑んでいます。
回復に伴い、うっすらと再開の青写真も描けてきました。
退院は、8月上旬になりそうなので、その後、プロ野球でいう「キャンプ」
のような時期を、1か月程度設けて、握るトレーニングなどを行い、
10月に再開というプランです。
これはあくまで「青写真」で、今はとにかく、リハビリに集中します。
ゴールデンタイムで、どこまで戻れるかが、最終到達点を決定するようなので、
当面は、院内カースト最上位の「杖なし自立」をめざしてがんばります。
7月14日
◇ 握飯屋リハビリ通信 2 ◇
握飯屋リハビリ通信 2
6月13日の金曜日に、心臓の薬の影響で脳出血を発症し、杏林大学病院に
救急搬送されました。
が、退院しました!
杏林大学病院を退院し、小金井リハビリテーション病院に転院して、鬼リハビリ+地獄自主トレ三昧の日々を送っています。
先日行った体のバランステストでは、64点。
65点で日常生活はOKなので、あと一歩のところまで来ています。
繰り返しやっている脳のテストでも、高得点をマーク。
今のところ、損傷は見られません。
とにかく、現代医学のリハビリって、すごい!
これなら、戻れるかも…と思っています。
歩行も、杖ありから、杖なしに移行中です。
7月9日
◇ 握飯屋リハビリ通信 1 ◇
◇ 握り飯屋リハビリ通信 ◇
6月13日の金曜日に心臓の薬の影響で、脳出血を起こしてしまい、
現在、杏林大学病院に入院中です。
左半身に麻痺が残りますが、幸いにも、認知機能やコミュ力の分野は、
損傷を受けておらず、普通に会話はできます。
先日、娘に「NUMBER」を買ってきてくれと依頼したら、
何を間違えたのか「NEWTON」を買ってきてしまい、量子分野のパラドックスに
おけるアインシュタインの「神はサイコロを振らない」理論など、難しすぎて、
また頭の血管が切れそうになりました。でも、読むことはできます。
(看護師さんには、「脳卒中病棟で「NEWTON」読んでる人、初めて見た」と
言われてますが、、、)
麻痺の方は、長年鍛えた手に関しては、比較的少なく、握ることは、今すぐにでもできそうです。
ただ、「歩く、立つ」が、まだ不安定で、最近、杖歩行ができるようになった段階です。
まだ、再開までには、気が遠くなるような日々ですが、毎日一歩一歩がんばっています。
目標は、あくまで、リハビリ界のスーパースターひろみちお兄さんです。
7月3日
お知らせ
ご迷惑をおかけしております。
6月13日、心臓の治療薬の影響で脳出血を発症し、
現在杏林大学病院に緊急入院しております。
復帰に向けてのリハビリの日を送っていますが、
今回は時間がかかりそうです。
また、皆様に、おにぎりを提供できる日がくることを夢見ながら、
鬼リハビリに励んでいます。
病気自体は、現在、トップクラスのリハビリをやれば、
相当治るようです。
いずれにしても、時間が必要です。
長嶋茂雄亡き後、リハビリ界のスーパースター弘道お兄さんを
目指して頑張ります。
6月20日 店主