東京農工大学

科学博物館


沿革と特徴

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当館は明治19年(1886年)、農商務省局蚕病試験場「参考品陳列室」として創設された歴史のある博物館です。大学附属の専門博物館ということから、学術的価値のある資料が多く集められております。
主な収蔵品には養蚕・生糸についての資料、手織機や工場で使用されていた紡績機・織機などの繊維機械類、天然繊維や合成化学製品に関する資料等があります。
養蚕に従事する人々を描いた江戸時代から明治時代までの蚕織錦絵の収集でも知られています。

また、地域に開かれた博物館として、活発な「サークル活動」や「子ども科学教室」を通して文化活動や学びの場を提供しています。

サークル活動

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サークルで実際に使っている織機

当博物館では、現在織物・絹・組みひもなど、繊維に関するサークルが活動しています。当館を訪れた熱心な人たちの生涯学習の場として始まり、年を追うごとにその数が増え、現在は12サークル・約270名の方々が研究学習をしています。
各サークルは会員の自主的な活動で運営されています。4年制(1年毎に更新、最長4年間在籍可)で、マネージャーがカリキュラムを組み指導する自主サークルです。先輩から後輩へと技術が引き継がれていくのが特色となっています。
サークル活動では毎年4月から翌年の3月までを1年間としています。
活動時間はおもに午前10時~午後3時、活動日数は年間で20~70回の活動が行われています。
6月~12月にかけて、各サークルでは毎年1回「サークル講習会」を自主企画で開催しています。講習内容がユニークで繊維博物館の人気プログラムとなっています。
2月には一年間の活動の成果を発表する場として全サークル・全会員の作品を展示する作品展が行われます。

サークルの入会方法や講習会のお申込み方法、日程等は当博物館のメインサイトでご確認ください。(ページ下にリンクがあります。)

子ども科学教室

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ロビーにある組みひも機。子ども達に人気。
ハンドルを回すと自動的に組みひもが作れる。

小・中学生を対象に、本学の教官が実験を主体にわかりやすく指導します。学校がお休みの土曜日に開催されます。
大人の方も参加できます。ご家族でどうぞ。

内容・日程は小金井市報に掲載予定なので、小金井市在住の方は市報もご覧ください。小金井市以外の方も応募できます。
お申込み方法は当博物館のメインサイトでご確認ください。
(ページ下にリンクがあります。)


団体情報

団体名 科学博物館(かがくはくぶつかん)
住所 小金井市中町2-24-16
TEL 042-388-7163
FAX 042-388-7163
Eメール
ホームページ http://www.tuat.ac.jp/~museum/
活動日 日曜日・月曜日・祝日
活動時間 10:00~17:00(入館は午後4時まで)
地図